いつだったかは
忘れてしまいましたが、
以前、娘が、
「人の役に立てるようになりたい」
と僕に言ってきました。
小3の頃かなぁ?
これってどうなんでしょう?
世間的には子どもから言われると
嬉しい言葉なんですかね?
僕は正直、
「怖いなぁ」
と感じてしまいました。
というのも、
こんなことを言ってしまうのも
アレですが、
人の役に立ちたいと言う人で
本当に人の役に立とうと
してる人に、
出会ったことがないというか。。
どちらかというと、
人の役に立つことで
承認欲求を満たしたいとか、
人の役に立つことで
何か見返りがあるかもと
少し裏があったり。
そういうパターンが
多いように思います。
僕は恥ずかしながら、
40歳を手前にして
逆に人の役に立とうとか
考えなくなりました。
「まず、自分を満たしたいよね」
と思ってしまいます。笑
人の役に立ちたいと
思わない代わりに、
誰かに承認を強要することも
見返りを要求することもないので、
割と気楽に付き合える人では
あるかもしれません。笑
ちょっと話が変な方向へ
行ってしまいましたが、
僕は最近多くの小中学生が
「人の役に立ちたい」と
言ってるのを聞いて、
『感覚』ではなく『思考』が
メインで動いてる子が
多いなと感じます。
SNSなど承認欲求を刺激する
媒体が多いのも一つの
要因かもしれませんね。
どうすればいいねをもらえるか?
どうすればフォローされるか?
↓
人の役に立つ面白い発信をしよう!
みたいな思考になってるのかな
なんて思ったりします。
これは多分、結構苦しいですよね。
自分は何者でもなくても
ただただ毎日感覚に従い、
楽しい!面白い!
と思うことをやる。
そんな生き方もいいのにな。
僕は子どもさんを見てると
そんな気持ちになるんです。
少なくとも僕は
自分の子に対して、
役に立って欲しいと
思ったことはないです。
元気でいてくれれば
それだけでお釣りがきますから。
十分。十二分。
こういう思いが伝わってくれたらなと
思うんですが、
父親はぼちぼち邪魔者扱いかね。笑
まあ、それも良い。
僕はより自然体で生きたい。
その姿をとりあえず
見せて生きていこう。
では。