少し時間軸が前後するのですが、
昨日ブログでも書いた
旅行へ行く前に、
とある人とお話をしてきました。
そういえばお名前を出してよいか
確認していませんでした。
ステキな方だったので
ステキの頭文字を取って、
Sさんと呼ばせていただきます。笑
Sさんはニュースでも話題となった
ある事件の被害者のご家族の方で、
事件後、様々な活動を通して
発信をされています。
僕がお世話になっている
アロマの繋がりで
ご紹介をいただきました。
僕は普段あまり積極的に
人と会うことをしないタイプの
人間なんですが、
今回のお話をいただいた時は
人生で最速くらいの
決断の速さで、
「ぜひ!!」
とお願いをしました。
特に何を話したいとか
決める前に、
直感がイエスと言った
感じでしたね。
実際、Sさんとお会いした当日も
お互いに、
「今日は結局どういった用件で
お会いしたんでしたっけ?」
みたいな感じでした。笑
でも、僕はどうしてもひとつ
お聞きしたいことがありました。
僕は息子を亡くした後に、
ヴィクトール・E・フランクルの
ある言葉と出会いました。
それが、
「あなたが人生の意味を
問うのではない。
あなたは問われる存在なのだ」
という言葉です。
自分が経験したうつ病や
息子の病気や死。
人生とは?
生きるとは?
こういうことをたくさん
考えてきました。
そして今僕は、
一体人生から何を問われているのか?
自分に何が出来るのか?
そんなことをずっと
考え続けている訳です。
Sさんは大変な経験をされた後
精力的に活動をされています。
(少なくとも僕には
そのように見えた)
事件があってから今まで
心の移り変わりも含めて、
どのようなプロセスを辿ったのか?
そこがとても興味深かったんです。
僕はさっそくそのことを
聞いてみました。
するとSさんは
このように答えました。
「ひとつひとつ目の前のことを
やってきただけです。
不思議なもので、
ひとつ何かをすると
また何か次に繋がります。
そこから興味のあることを
選んでやってきただけです。
だから、hanaさんも
もっとリラックスして
進めばいいと思いますよ」
僕はその瞬間
様々な思いが出ました。
きっとそうだろうなと
思ってたところもあったし、
そんなシンプルなことだったかと
少々拍子抜けした気持ちも
正直ありました。
でも、よく考えてみると、
僕も目の前にあることを
やっていった結果、
Sさんと出会うことが
出来た訳です。
ある人から、
「文章書いてみたら?」
と言われブログを始めて、
そのブログを読んで
Sさんとお話するといいよと
紹介してくださった方がいて、
その機会をすかさず掴んだ
自分がいる。
「あぁ、確かにおっしゃる通りだ」
とても腹に落ちて
肩の力が抜けた感覚がしました。
そして同時に
人生はとても面白いなと
思いました。
Sさんのことはテレビで
拝見することもありましたが、
まさか自分の人生と
関りを持つことになるなんて
考えもしませんでした。
これって、
僕が頭でっかちに目標を立てて
進む人生を歩んでいたら、
恐らく出会う運命に
なかったと思うんですよね。
感覚を頼りにただ前へ
少しずつ進むという
手探りの生き方だからこそ、
予想もしてなかった
新しい発見がある。
「あぁ、人生を信頼しよう」
そんな思いが強くなりました。
そしてSさんは
こんなことも言いました。
「自分の人生には良いことしか
起こらない。
そう決めることですよ」
と。
さて、ちょっと長くなり過ぎたので
このお話の続きは
次回に持ち越そうかな。
思い出しながら書いても
ワクワクしますね。
ちょっと次回も楽しみに
しててくださいね。
では。